用神の「偏官」が活性化した場合

偏官の性質を一言で言うと、正義感あふれるヒーロー。
高い理想を掲げ、使命感に突き動かされるように
精力的に仕事をこなしていきます。

 

用神としての偏官が活性化した場合、この性質が強まって
どんなハードルも乗り越えられるパワーを得られるでしょう。

 

生まれ持ってのリーダー気質ゆえに非常に責任感も強いので、
どんな問題も他人事にせず自ら主体的に関わって解決していきます。

 

そのため、社会的な評価も高め。
「頼りになるリーダー」として慕われ、
若くして重要なポストを任される方も少なくありません。

 

自分の管理する組織内でトラブルが起こらないように
管理・監視を怠らないという周到さも備えているので、
上司からの信頼も厚いのでしょう。

 

ズルいことを嫌い、正々堂々、正面から勝負することを大切にします。
ゆえに、ライバル関係にあったとしても非常に気持ちが良い人です。

 

仕事自体は少々荒っぽく繊細さに欠けるところがありますが、
エネルギッシュな行動力でその弱点を相殺!
指示待ちではなく、自分から大きなことをどんどん仕掛けていく
そんな野心で運命を切り拓いていく人です。

「道徳」を意識して生きることで開運!

 

明文化されているわけではないけれど、
暗黙の了解としてみんなが守っているルール。
それが「道徳」なわけですが、
意外とみなさん、軽視している部分も多いですよね。

 

「ま〜、これくらい、いいか・・・」と。

 

ですが、偏官を用神に持つあなたは
あえてその道徳を重んじることが開運への近道!
ルールをしっかり守ること、
人に迷惑をかけないこと、
人の模範になるような行動を心がけることが
自ずと運気を拓くことにつながっていくのです。

 

以下に、日々の生活の中で意識したいポイントをまとめてみましたので
ぜひ実践してみてくださいね!
きっと、自然と物事が良い方向に動き始めるはずです。

 

 

決まり事を守ろう

「本当はダメだけど、ま〜、みんなやってるんだからいいか」
と思うことって結構ありますよね。
ですが、そのルールをあえて厳しく守ることにこだわってみましょう。

 

「横断歩道がない所は渡らない」
「優先席の近くでスマホを開かない」

 

そんな些細なことでも良いので、ぜひ実践を!
人はどうでも、「自分」という軸をしっかり持って行動することが
あなたの運気UPにつながっていきます。

 

 

自分の「役割」を意識してみよう

会社での役職に限らず、
人にはそれぞれ「役割」があります。

 

例えば、父として、母として、夫として、妻として。
与えられた「立場」「役割」において
自分に何ができるのか?
どうすればその組織の人々の役に立てるのか。
どう動くことが、その組織の活性化につながるのか。

 

そういったことを意識して動いてみることで、
漠然としていた生きる意味や人生の目的が見えてくるかも!

 

自分の人生を、自分の意識で生きる。
その使命感こそが、幸せを引き寄せることにつながります。

 

 

物事を常に整理しよう

混沌とした状況・環境よりも、
整然と整理された環境でこそ力を発揮できる人です。
身の回りの整理整頓はもちろんのこと、
組織内の人の動きなどもしっかり整理・管理することが大事です。

 

そのためには、日頃のコミュニケーションを大切にすること!
こまめに報告し合える環境づくり、信頼関係を築くことが基本ですね。

 

風水でも、整理整頓は運気UPの基本中の基本!
デスク周りのお掃除はもちろんのこと、
パソコンやスマホのデータ整理などもこまめに行いましょう。

 

特に、失敗した仕事の過去データを大事に保存しておくのは
仕事運ダダ下がり!
決着がついたなら、なるべく早めに処分することをオススメします。

忌神の「偏官」が活性化した場合

一方、「偏官」には「戦い」「競争」という意味もあります。
忌神としての偏官が強まるとその性質も目立ちやすくなり、
なにかと争いをしかけたがり、勝ち負けにこだわったり。
そのわりには怠惰で、浅はかな行動が目立つようになります。

 

自分の縄張りや「勝ち」に執着するあまり、
立場が弱くなると責任を放棄して立ち去ったり、
相手を攻撃したり。
自分本位で思いやりにかける行動が多くなります。

 

非常に気が荒々しくなってしまいますので、
付き合う相手はたまったものではありません。
当然、人間関係でのトラブルも多くなります。

 

また、注意深く考えず、周りからの意見も聞かずに猛進!
結果的に大失敗・・・!なんてことも多いですね。
しかも他者に対して横柄な態度をとるので
困っていても誰からも助けてもらえません。

 

そんな孤独な状態から抜け出すためには、
争おうとする猛々しい心を鎮める努力が必要。
ヨガ、瞑想、日記、アロマなど、
心を落ち着けて自分の内面を向き合おう時間を増やしましょう。

 

邪念や欲望をあえて直視して認めることで、
それを自分でコントロールできるようになります。
自分の状態を客観的に眺めることができるようになれば、
自ずと気持ちの高ぶり、攻撃的な要素も落ち着いてくるはずですよ。