用神の「比肩」が活性化した場合

運の吉凶はどうやってわかるのか?では、
運勢の吉凶のカギを握る「用神」「忌神」について解説しました。
ご自身の用神と忌神が何かがわかったところで、
それぞれの用神・忌神が活性化した時にどうなるのか?とご紹介しましょう。

 

まず、「比肩」を用神に持つアナタ。
比肩が活性化する(強まる)状態には、
(つまり、運気が好調な時には)
周囲に気の合う友人や仲間が集まりやすくなります。

 

友達と飲みに行ってワイワイ騒いだり、
カラオケに行って歌ったり、
テーマパークではじけたり。
そういった時間の中で気分をリフレッシュさせ、
友人たちとの関係の中で自尊心や自信を取り戻すことができるでしょう。

 

もともとの人柄が良いため、人付き合いが活発になると、
自ずと人のために割く時間も増えていきます。

 

彼らと交流することで自分自身も前向きになれますし、
一方的に与えるばかりではなく「GIVE AND TAKE」の関係を
作り出すことができます。
結果的にはその交流の中で自分自身が癒され、
また人間としての成長を実感することができるでしょう。

 

比肩が活発化している時は、自尊心や自立心が高まります。
ですから、ただ人の意見に流されるばかりではなく
「自分はこうしたいんだ」という強い意志を持つことができますし、
それを相手に対しても堂々と示していくことができるでしょう。

 

ただの「いい人」ではなく、確たる「自己」がありつつも
人間関係のバランスを取れる人。
ということで、周りからの信頼も厚くなります。

運気UPのポイントは「自分らしさ」を大切にすること!

 

比肩を用神に持つ人は、とにかく「自分らしさ」を見失わないこと!
ともすればいいように使われてしまう傾向がありますが、
自分の考えや目標をしっかり持つこと、
それを表出することを意識すれば運気が拓けていきますよ。

 

以下に、開運のポイントをまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね!

 

友達を大切にしよう

友人との関係性の中で自分の魅力を開花できる人です。
面倒くさがらずに、自分から声をかけて出かけましょう!
長らく音信不通だった友人に連絡してみると
良い意味で刺激を受け、向上心もUPしていくはずです。

 

 

ブレない意志を持とう

人の意見に流されやすいところがありますが、
運気が好調な時は自分なりの意見や目標をしっかり持てるようになります。

 

 

この状態を継続するためにも、ディスカッションを避けないで!
意見をぶつけ合うことと、ケンカすることは違います。
自分の意志を表現することで、
お互いの理解が深まるとも考えられますので、
意見が食い違うことを恐れる必要はないのです!

 

 

「したいこと」にはどんどんチャレンジしよう!

意志を強く持ち、「やってみたいな」と思ったことは
積極的に挑戦していきましょう。
アクティブな行動を通じて自信や自己肯定感が育まれ、
言葉や行動にも説得力が出てきます。
それはやがて、周囲からの信頼へとつながっていくでしょう。

 

 

あえて、前に出てみる

「自分らしさ」に加えて、もう一つ意識して欲しいのは「人前に出ること」。
引っ込んでいるよりも積極的に前に出たほうが
運気が拓けていく人です。

 

プレゼンやスピーチなど、人前で話すチャンスがあるなら
どんどん手を上げて挑戦していきましょう。
他者をアテにせず、精神的に自立すること。
それが運気UPのポイントです!

 

 

自分を大切にしよう

ともすれば周りへの奉仕に明け暮れしてしまうアナタは、
日々の生活の中でどこか自分をないがしろにしてしまうところがあるようです。

 

日頃から、自分を誉めてあげることを意識してみると
自尊心を取り戻して(変に卑屈にならずに)
運気を切り拓いていくことができるはず!

忌神の「比肩」が活性化した場合

一方、「忌神」としての比肩が活発化した場合はどうなるのでしょうか。

 

意志を強く持てるようになるということは、
度が過ぎると自己中心的になりやすいということ。
王様のような高慢な態度で人に接することも多くなり、
プライドの高さゆえに、周りとぶつかりやすくなります。

 

信頼されるどころか、トラブルメーカーになってしまうというわけですね!

 

また、常にカッカカッカ、イライラして
ストレスが溜まりやすくなります。
自ずと集中力や注意力を欠きやすくなり、
それが思わぬ事故やケガの原因になったりもしますし、
お金の使い方も荒くなりがちに。
自分で自分をうまくコントロールすることが課題といえそうですね。

 

謙虚になって自身の言動を振り返ること、
他者に対して思いやりの気持ちを持つことを意識していれば、
運気が悪化していくのを止めることができます。

 

ちなみに、「比肩」を忌神に持つ人は、
友人がらみのトラブルに巻き込まれやすい傾向があるようです。
「付き合う相手を選ぶ」というとちょっと嫌な言い方になってしまいますが、
本能的に「合わないな」「なんか嫌な感じがするな」
と感じる相手とは距離を置くのが身を守る術と言えるでしょう。