用神の「傷官」が活性化した場合

傷官を用神に持つ人は、非常に勘が鋭く、
頭の回転が速い人が多いです。
傷官が活性化する年にはその性質が特に強くなり、
自分の周囲で起こることの一つ一つに対して敏感になります。

 

何か問題があればいち早くそれに気づいて的確な対処ができますし、
流行にも敏感で、時代のニーズをつかみやすい!
アイデアもわんさか湧いてきますので、
商品企画などに携わる仕事であればヒット商品を生み出しやすくなります。

 

そのため、私からは「キレ者」「天才肌!」と評価されることも。
職場の閉塞感を打ち破り新しい風を拭き入れる
「改革派」として期待を寄せられる方も多くなります。

 

また、何気ない人間関係の中でも、
流行りのお笑いネタなどを取り入れたジョークで場を盛り上げるなど
“つかみ”が冴えたトークで人気者に。
相手がどんなことに興味を持ち、どんなことで笑うのか
“ツボ”を抑えた会話で人を楽しませることができます。

優れたセンスを活かして開運!

 

このように、「傷官」を用神として持つ人は
感覚が鋭く空気を読むことに長けています。
食神を用神に持つ人とはちょっと違った意味で
優れた感性の持ち主なんですね。

 

いずれにしても、その独特の感性を大切にして育てていくことが
結果的には運気を上げることにつながっていきます。 
「感じる力」を大切にして、なるべく
自分が心地よいと思える物や人に接して暮らすように心がけましょう。

 

ここでは、傷官を用神に持つ人の開運方法についてご紹介します。
日々の生活の中で、ぜひこれらを意識して過ごしてみてくださいね!

 

 

自分の中の「好き」を大事にしよう

みなさんも経験があるかと思いますが、
嫌いな人よりも好きな人と一緒にいたほうが楽しいですよね。

 

同じ言動一つ取ってみても、
好きな人なら許せるけど嫌いな人だと許せない!
好きな人と一緒にいるのはそれだけでわくわくするけど
嫌いな人だとわけもなくイライラする。
・・・みたいな・・・。

 

「傷官」を用神に持つ人は特にその傾向が強く、
自分の感じたことが運気にダイレクトに影響します。
心がトキめかない相手や物とはなるべく距離を置き、
好きな人や物と触れることを大切にすること。
それが感性に磨きをかけることになり
結果的には開運につながっていきます。

 

 

コミュニケーションでセンスUP!

人との会話を通じて、ハッとひらめいたことはありませんか?
1人で悶々と考えているだけでは何も思いつかなかったのに、
誰かと話している時にふと、アイデアが降りてくる・・・という、あの感覚。

 

傷官を用神に持つ人は、そんな出来事がとても多いよう。
そのため、時にとてもおしゃべりになります。
そうしてしゃべっていることで自分の中の感性に
磨きをかけることができるんですね。

 

冗談を言って人を笑わせることというのは、実はセンスの要ること。
コミュニケーションを通じてそのセンスを磨くことが、
運気を拓きチャンスをつかむ力を強化してくれます。

 

 

プライベートの時間を充実させよう

仕事でもバツグンの“キレ”を発揮しますが、
それは充実したプライベート時間があってこそのこと。

 

傷官を用神に持つ人は、美しいアートに触れたり、
美味しい物を食べたり、コンサートやライブに行ったり、
好きな人と出かけたり・・・と、自分時間を大切にすることが
仕事のパフォーマンスやモチベーションにダイレクトに影響します。

 

どんなに仕事が忙しい時期でも、プライベートの時間をおろそかにしないこと!

 

 

ファッションにこだわろう

風水では、「人は身に着ける物から運気を吸収する」
という考え方があります。
実際、ファッションがメンタルに与える影響は大きいですよね。

 

傷官を用神に持つ人は、もともと流行に敏感でオシャレな人が多いですが、
それが独特の感性、バツグンに優れたセンスの
基盤になっているようなところがあります。
忙しくてオシャレどころじゃない!という時だからこそ、
ファッションは手抜きしないほうが良いですよ。

忌神の「傷官」が活性化した場合

感覚が鋭いということは、逆に言うと余計なことに気づき過ぎてしまったり、
過度にお節介になったり、批判的になったり余計なことを言ったりして
トラブルを起こしやすくなるということです。

 

傷官を忌神に持つ人は、傷官が強くなっている年は特に注意が必要!
なにかと人のアラが気になって批判したり、悪口を言ったり、
他人の意見を素直に聞き入れることもできなくなってしまう傾向があります。

 

また、なにかと白黒をつけたがるようになり、
人と対立する場面も多くなるでしょう。
親しい人ともしょっちゅう口論するようになり、
言葉の力で相手を深く傷つけてしまうかもしれません。

 

感覚が鋭過ぎるが故に自分自身も傷つきやすくなりますので、
お互いに疲弊し合うという悪循環・・・。

 

そんなネガティブループから脱するには、

 

何かに熱中するのが一番です。

 

勉強や研究など、一人で打ち込める何かを見つけておくと良いでしょう。

 

ただ、興味の範囲も浅く広くになりがちで一つのことが長続きしません。
一を聞いて十を知ったような気になって
能力・実力以上のことをしようとするところもありますので、
自分を客観視できる冷静さを持つことが大事ですね。

 

また、意識的に「ありがとう」「ごめんね」という言葉を
(相手が言うまで待つのではなく)
自分から口に出すようにすると人間関係は円満になってきます。