なぜご先祖様を大事にしなければいけないの?
以前、四柱推命の鑑定を受けた時、
「あなたは先祖からいいものを受け継いでいる」
「神がかった運気の持ち主だ」
「だから、ご先祖様を大事にしないとね!」
「お墓参りはしているの?遠くて行けないなら、
スマホの待ち受け画像をお墓にするといいよ」
・・・という内容のアドバイスを受けました。
その時は、「お墓を待ち受けにするって、ちょっと・・・」と、
正直ドン引きで。
占いの類では、(有名どころだと細木数子さんもそうですが)
「先祖を大事に」とか「お墓参りに行ったほうが良い」
というようなことを良く言われますよね。
それは一体ナゼなのか?
私が持って生まれたものを観て欲しいのに、
なぜ、ご先祖様が関係あるの?
・・・と、不思議に思っている方もいらっしゃるはずです。
その理由は、四柱推命をかじってみればすぐにわかるはず。
命式には父母やご先祖さまとの関係を表す柱があります。
つまり、自分自身が持って生まれた運命について知ろうと思うと、
そこには必ずご先祖様とのつながりを見て取れるというわけ。
私は、何もないところから突然現れた存在ではありません。
父と母がいて、さらにその父と母がいて、さらにさらに・・・と、
遺伝子を受け継いで形作られた存在。
そのように考えると、私が持って生まれた運命が
ご先祖様とは切っても切り離せないつながりがあることがわかります。
同じように、四柱推命では
「子供との関係」を見る柱もありますよね。
ご先祖様から受けいたものを生かして精いっぱい生き、
それを今度は子孫につなげていくというのも
私達に課せられた使命なのでしょう。
このような命のつながりに意識を向け、
身の回りの人との関係を大切にして生きること。
それが運気を拓く鍵となることを、四柱推命は教えてくれるのです。
命式の弱点は“生き方”で克服!
しかし、四柱推命でその人の全てがわかるわけではありません。
例えば、四柱推命の命式で鑑定してみて、
ものすごく良くない運命の元に生まれている人だったとして。
その人が本当に、
ツイてないことだらけの不幸な人生送っているのか?
というと、それは違いますよね。
実際、プロの占い師さんからも
「事前鑑定で観た命式は最悪なものだったけど、
ご本人に会ってみたら、とても生き生きと人生を楽しんでいた」
という話を聞いたことがあります。
その占い師さんが言うには、
「持って生まれた運の弱点は、生き方や考え方で克服することができる」
とのこと。
周りの人よりも明らかにツイてない人生であったとしても、
腐らず自分にできる努力を続け、
周りの人への感謝や思いやりの気持ちを忘れずに生きていれば、
ピンチの時には必ず助けてくれる人が表れるし、
ちょっとした良い流れをキャッチできる”勘“も磨かれていくものだと。
逆に、ものすごい強運の持ち主であったとしても、
状況に甘んじで努力をしなかったり
周りの人をさげすんだりしていると、
小さな凶作用に飲み込まれやすくなってしまうのだというのです。
どうしようもない男性と結婚しても幸せだと思える女性もいれば、
完璧な女性を奥さんとして迎えても、浮気をする男性もいる。
結局は、運気を生かすも殺すも物事の捉え方次第というわけですね。
ですから、せっかく四柱推命を勉強したのであれば、
まずは自分が持って生まれた運命とじっくり向き合い、
それを受け入れること。
その上で、運気が悪いならば悪いなりに、
「自分には何ができるのか?」を考え、
前向きに行動に移していくことが
運命を切り開くことにつながっていくのです。
知っているか、知らないかの差は大きい!
このサイトをご覧になっているということは、
みなさんは多少なりとも四柱推命にご興味があるということですよね!?
四柱推命は、自分が持って生まれた運命や性格だけではなく
ご先祖様やまだ見ぬ夫(妻)、子供との関係、
これから訪れる幸や不幸についても知ることができます。
つまり、四柱推命を勉強していれば、
何歳頃にどんな人に出会うのか、その人とどうなるのか、
というざっくりとした吉凶の流れをつかむことができるわけです。
これを知っているか知らないかの違いは大きいですね!
残念ながらツイてない運命の持ち主だとしても、
10年ごとに巡る大運があるということを知っていれば、、
「この10年は頑張れば報われそうだな」ということがわかるでしょう。
幸運期の性質をうまく理解して、それを生かす方向で努力できれば
難を除けて幸せを自分のものにできるはずです。
一方で、どんなに良い運気を持っていても、
その生かし方や運気の流れを知らなければ
良いものを生かし切ることができません。
そう考えると、四柱推命は
人生を生きる上で強力な武器になるはず!
考え方や生き方はもちろん大事ですが、
プラスαで四柱推命の理論を生かしていけば、
良い運気の流れに乗っかることができるはずです。
自分は今、どんな運気の中にあるのか。
迷ったり悩んだりしてにっちもさっちもいかなくなったときは、
ぜひ四柱推命に答えを求めてみてくださいね!