ズバリ!『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』(PHP研究所 林秀靜著)

四柱推命を勉強してみたいけど、
「とりあえず」と思って手に取った本が難しすぎて挫折した。

 

そんな苦い経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
かくいう私もその一人。
「四柱推命はよく当たる」と聞いて書店で本を購入してみたのですが、
口コミをよくチェックせずに買ったせいか
全く理解できず、面白くもなく、その日のうちに本棚へ。

 

四柱推命に苦手意識を持ってしまい、
以来、10年以上も四柱推命を遠ざけて生きてきました。

 

しかし、やはり「当たる占い」といえば四柱推命なんですよね。
九星気学やタロット、西洋占星術、エンジェルカード、手相・・・等々
世の中には多種多様な占術がありますが、
「当たる」と人気になっている占い師さんの多くは四柱推命ができるんです。

 

そこで約10年ぶりに四柱推命の世界を覗いてみることにしたのですが、
最初に手に取ったのはコチラ

 

『日本で一番わかりやすい』と、自分で言っちゃうところがスゴイですよね。
「ホントかいな?」と半信半疑で購入してみましたが、まずは、
カラフルなイラストや表が多用されいて、とっつきやすい!
まさに「つかみはOK!」な感じでした。

 

10年前に購入した本は文字ばかりだったので。
視覚的な「見やすさ」って大事ですよね。
これから四柱推命を勉強しようというビギナーさんは、
まずはイラスト多めで「見て楽しめる」系の本がいいと思いますよ。

 

さてさて、こちらの本ですが、著者の林秀靜先生は
東洋、西洋の占術を幅広く身に着けているという実力派!
四柱推命の本場である台湾や香港の先生に師事したということで、
独学で学んだ占い師とは知識の奥深さが違います。

 

哲学、心理学、宗教学などの知識も生かされた
奥行きのある鑑定結果を導き出してくれることで人気に。
各種メディアから引っ張りだこの占い師さんなのです。

 

『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』では、
「四柱推命とはなんぞや?」という基本から運気の吉凶や運の流れまで
一通りのことがわかりやすい言葉でまとめられています。

 

1〜2週間あれば四柱推命の基本はざっと把握できるはず!

もっと詳しく勉強したいなら、発展版もあります!

ただ、『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』は、
「初心者にわかりやすいように」「子供でも理解できるように」
という点に重きを置いて書かれているため、
四柱推命を“浅く、広く”学ぶには適していますが
ちょっと突っ込んだ内容がカットされていたりします。

 

そこで、次のステップとしてオススメしたいのは
同じく林秀靜さんが手がけた
『四柱推命 運命がズバリ当たる!相性がよくわかる』(池田書店)。

 

『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』の進化版ともいえる本で、
特に相性占いについて詳しく勉強したい方にちょうど良い内容です。

 

『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』のほうでも
四柱推命を使った相性占いについては触れられていますが、
ページ数が少なくちょっと物足りなさが残ったんです。

 

が、進化版では、それぞれの日干の組み合わせについて
「どうすればうまくやっていけるのか」
というアドバイスまで記載されていて、とっても実用的!

 

前作と同じようにイラストや表が多めで視覚的にもわかりやすいですし
巻末付録として「個人データ表」もついているので
自分の運命データをまとめていくのに重宝しますよ。

 

個人的には、『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』と
後続の『四柱推命 運命がズバリ当たる!相性がよくわかる』は
2冊セットで購入されることをオススメしたいです!

あの原田泰造さんの愛読書!?『ピンチをチャンスに変える四柱推命』(知道出版)

有名人が愛読している本と聞くと、
「面白いのかな?ちょっと読んでみようかな」
という気分になったりしませんか?
しかも、その人のイメージとはちょっと合わないような
意外なジャンルの本だったりしたら、ますます興味津々です!

 

そんな流れで私が手に取ってみたのは、
ネプチューンの原田泰造さんが愛読しているという
『ピンチをチャンスに変える四柱推命』(知道出版 山田凰聖)。

 

TV番組の「はなまるマーケット」に出演した時にオススメしていた本で、
「なんでタイゾーさんが四柱推命!?」
と、その意外性から読んでみたくなったんです。

 

実際に手に取ってみると、まずは文体がフランクで読みやすい!

 

「占いを勉強するキッカケは、それこそ千差万別でしょうが

誰しもが一番関心がある事柄はズバリ自分自身のことです。

 

日本の総理大臣が何を言おうが、
タレントが誰と結婚しようが別れようが
そんなことはどうでもいいことなのです。
要は自分だけが、なんとか幸せに生きていければそれで良いのです。

 

この本は、そんなエゴイストの人たちのために存在し得る
と言っても過言ではありません」

 

 

前書きにこんなフレーズがあり、
まさにその通りだな、と。

 

他人がどうなろうが本当はどうでも良くて、
究極的には自分が幸せになれればそれでいいんですよね。
だから、占いは時代が変わっても人気が廃れることなく、
カタチを変えて人々の生活に定着し続けていくのです。

 

実際の内容も、命式の出し方、性格の占い方、
適性や適職の占い方、相性、運勢・・・と、
知りたいことだけがギュギュっと濃縮されてまとまっている感じ。
欲しいところにしっかりイラストも使われていて、
四柱推命の入門書としては申し分ない一冊です。

 

各章の終わりには「酒の肴」と題したコラムもあるので、
ちょっとした読み物感覚で楽しめるのがいいですね。
本格的に四柱推命を勉強するための教科書というよりは
趣味の範囲を広げたい、という方にイチオシの一冊です!