テコでも動かない頑固者!

 

 

比肩を中心星に持つ人の性格を一言で表すと、とにかく頑固!
自分で心底納得しなければ物事を受け入れません。
頭では周りからのアドバイスが正しいことがわかっていても、
どうしても心がそれを受け入れないのです。
そのため、周りの人をイライラさせてしまうことも多いかもしれません。

 

ただ、ひとたび自分が納得すれば状況は一転。
自分が「これだ」と思ったことはとことん貫く意思の強さも備えているので、
目標が明確になればこれほど強い人はいないでしょう。

 

他者と比べたランキングよりも、自分が納得できるかどうかが大事なので、
人に頼まれなくても、人に褒められなくても
マイペースに、ひたむきに物事に取り組む集中力を備えているのです。

 

また、この「マイペース」という言葉も、
比肩の方を理解するために重要なキーワード!
何事も自分のペースを大事にしたい人なので、
他者からペースを乱されることを極端に嫌います。

 

そのため協調性はあまりなく、徹底した個人主義。
人から指図されることも嫌いなので、
組織に属するよりは独立して自分の目標を追い求める生き方が向いています。

 

家庭生活においても、家事も育児も自分のペースでやりたいほう。
なので、子供中心になりがちな育児生活には
強いストレスを覚えるかもしれません。

 

なんでもかんでも自分の計画通りに進めたいのに、
日々、うまくいかないことだらけ。
To Doリストを作ってみても、ほとんどそれを消化できない・・・。
この状況、中心星が比肩の方にとっては相当なストレスになるはずです。

 

しかし、家庭生活においては
自分のスケジュール通りに進まないことがほとんど!
子育てはその最たるものです。

 

ちょっとお金がかかっても託児所に預けるとか
あなたの性格をよく理解して手厚く育児をサポートしてくれるような
献身的なパートナーを選ぶことがとても大切です。

 

とにかく無理をしないこと、自分で自分を家に縛り付けないこと
育児期をうまく乗り越えるコツと言えるでしょう。

負けず嫌いだけど争わない

負けず嫌いでありながら、実はあまり他者との比較は気にならない。

 

・・・比肩を中心星に持つ人々は、
そんなちょっと複雑な性質を持っています。

 

結局、彼らが「負けたくない」と思っているのは、他の誰でもなく自分自身。
自分が自分に勝てた!心底納得できた!
と思えれば、周りの人から見てたいしたことないレベルでも満足します。

 

そのような意味では、
「社会的な評価をあまり気にしない」
という点もこの星のわかりやすい特徴と言えるかもしれませんね。

 

なによりも自分の精神的な充足、満足を重んじるので、
自分のペースさえ守られていれば
やたらに他者とぶつかることはしないはずです。

 

ただ、日干が「甲・丙・戊・庚・壬」の人は
自分をハッキリ主張する激しい性質の持ち主で、
時には他者とぶつかることもあります。

 

一方、日干が「乙・丁・己・辛・癸」の人は
自分の主張をストレートに表に表すことはありません。
ゆえに、頑固者ではありますがあまり他者とぶつかることはなく、
一見、柔軟なようにも見えますね。

 

それゆえに、付き合っていくうちに
「偏屈な人だ」と思われてしまうことも多いようです。

不器用ゆえにチャンスを逃すことも・・・

「頑張り屋」という点では右に出る者はいませんので、
集中できるものを見つけられたなら人生は充実し、
誰も手にできなかったような成功をものにすることができるでしょう。

 

一匹オオカミ的な要素が強いので、
サラリーマンや公務員には不向きなタイプ。
1人でやれる仕事、個性を生かせる仕事がオススメです。

 

一方、自分の満足を重視するあまり、
見方によっては「わがまま」と受け取られてしまうことも。

 

状況に合わせて柔軟に方向性を変えるとか、
環境に合わせて自分を変えるといったことができない人が多いんです!
相手に合わせることが苦手なので、
誤解されやすいというのが弱点かもしれませんね。
それゆえに、人間関係の問題でチャンスを逃してしまうこともあるでしょう。

 

また、損得勘定に無頓着。
そのため、金銭的な面で損をすることも多いようです。
(例えば、親の遺産相続で兄弟にだまされたり))

 

女性でも、「子供がまだ小さいから、しばらくは専業主婦で・・・」
とはならず、一家の大黒柱となるようなレベルで稼ぐ方も多い星。
基本的に自分に厳しい生き方をする人ですから、
夫の扶養に入るという生き方に納得ができないのでしょう。

 

傍から見ればちょっと苦しい人生のようにも見えますが、
比肩を中心星に持つ人にとっては
そんな風に自分に課題を貸してクリアしていくことが
「生きている」という実感につながるのかもしれません。

 

いずれにしても、自分で「これだ!」と思えるものが見つかれば
これほど強い星はありません。
人生の早い段階で、
一生を捧げられるような夢を見つけられたら理想的ですね!