今まで解いてきた問題の答え合わせをしよう！
問題を解いたら、答え合わせが必要ですよね。
同じように、人生においても答え合わせの時間は大事です。
これまでやってきたことは正しかったのか。
進んできた方向は間違っていなかったか。
自分はどれだけ成長できたのか？
流年印綬はまさにその答え合わせの年で、
過去を振り返りこれからの展望を考えるリセットのタイミングなのです。
四柱推命で印綬は
「名誉や社会的地位を求める星」と言われていますが、
名誉もまた一つの結果に過ぎません。
そこまでの努力や苦労があったからこそ、
それを評価する方法の一つとして名誉があるわけで。
社会に認められたり、褒められたり、賞賛されたり･･･と、
華々しい名誉に恵まれる年ではありますが、
実はそこまでやってきたことの答え合わせをしているに過ぎず、
ものすごく「過去」に縛られる年でもあるのです。
これまでの10年間の自分を冷静に、客観的に俯瞰できる年なので、
頭の中も非常にスッキリしていて思考も冴えています。
前年の流年偏印であれこれ興味が拡散して混乱していた方も、
印綬の年を迎えると霧が晴れるように迷いがスッキリ解消するはずです。
冷静になることで初めて見えてくること、気づくことも多いので、
軌道修正したり新しいロードマップを描いたりするにも適した年。
10年が一巡りして運気をリセットするタイミングなので、
自分自身の内面もリセット＆リフレッシュしてリスタートしたいですね！
流年印綬の年は無理せず自然体で過ごせるので、
心身ともに安定し、じっくり腰を据えて物事に取り組むことができるでしょう。
一方で、ちょっと理屈っぽくなりがちなのが心配なところ。
特に流年印綬が空亡に当たっている場合は、
批判精神が旺盛になって言葉で人を傷つけてしまうリスクも高くなります。
特に母親との関係が悪化しそうなので、その点は意識して
いつも以上に思いやりを持って接することを心掛けましょう。
拡大よりも見直しの年
流年印綬の年は、「学びたい！」という気持ちが強くなります。
上下関係のコミュニケーションが活性化して関係も穏やかになるので、
引き立てを受けて出世するケースが多いようです。
学びの意欲や成果も上がりやすい年ですから、
資格試験や昇進試験に挑戦するにはベストなタイミングですね。
ただ、伝統的なものを受け継ぐ運気に恵まれる一方で
新しい人脈やビジネスの拡大は望めない感じ。
あくまでもそこまで積み重ねてきた「過去」を評価されて名誉を得る年であって、
「これから」の展望がぐんぐん拡大していくという感じではなさそうですよ。
逆に、立場が上がったことで今まで通りにはできなくなる
という意味では少々窮屈さを感じるかもしれません。
とはいえ、物事を客観的に、
シビアな目で見る力に恵まれている年なので、
事業内容を見直すにはもってこいの年ですね。
新たに拡大していくことよりも、足元を見直すことで
改められる点があれば改善していく。
そのようなスタンスでいたほうが、
印綬の運気の流れをうまく生かすことができるでしょう。
好みのタイプを拡大してパートナー探しをしてみよう
妙に冷静になってしまうので、実は恋愛には不向きな年。
ラブラブだった頃には気づかなかった相手のアラが気になり始めたり、
逆にそれまで気づけなかった魅力に気づいたり。
相手への見る目が変わり、
それに伴って関係性にも変化が生じやすい年です。
とはいえ、流年印綬の年に別れを選ぶことはあまりありません。
なぜなら、変化を望まない年だから。
それまでの交際が正しかったのかどうか、
自分が望む恋愛のカタチに合致していたのかどうか、
選んだ相手は間違っていなかったか･･･
それらを「確認」して「答え合わせ」をしたいという気持ちはありつつも、
現状を変えることは望まない年ですから破局のリスクは低めです。
むしろ女性の場合は子供を授かることが多く、
それを機に結婚へと関係を発展させる可能性も。
そうなると、パートナーよりも子供に夢中になる傾向があり、
夫婦中がギクシャクしやすい時期でもあります。
印綬は母親との縁が深い星でもあるので、
実家の母親に干渉されて夫婦の間に亀裂が入ることもあります。
男性は女性に母親的なものを、
女性は自分が母親であろうとするので、
組み合わせによってはかみ合わない感じになりやすいのも流年印綬の特徴。
男性は年上の女性に惹かれやすく、
女性は年下の男性に惹かれやすいので、
双方のニーズが合致すれば最強のカップルになれますよ。
というわけで、年齢差のある異性に惹かれやすいのも
流年印綬の特徴と言えるでしょう。
いつもは年上・年下に興味がないという方も、
流年印綬の年は範囲を広げてパートナー探しをしてみると
ベストな相手に巡り合えるかもしれませんよ。