相性診断で心得ておくべきこと
一般的に、「相性が良い」とはどんな関係性を言うのでしょうか?
喧嘩しない?
もしくは、意見がぶつかっても円満に解決できる?
そもそもの価値観が同じ?
以心伝心で通じ合える仲?
・・・「相性」のとらえ方はこのように様々ですが、
傍から見ると必ずしも相性が良いとは言えないような
不思議な組み合わせの夫婦も多いものです。
例えば我が家も、私と夫の相性は12星座占いで見ると
「絶対に結婚してはいけない二人」とのこと。
あれこれ細かいおとめ座の夫と、
何事もざっくりとした感じでマイペースなみずがめ座の私は
お互いに結婚相手としては好ましくないようなんです。
しかし、実際は、細かくて神経質な夫がいてくれるおかげで
部屋の中はわりといつも整っていますし、
超自由人な私の転職癖や引越し癖も安定してきました。
まるで姑のように細かいことを言われたり
些細なことを細かく分析して解説されたりするのはたまに苦痛ですが、
それでも、自分にはないものを持った夫を私jは尊敬しています。
友人の夫婦も、おひつじ座×おうし座で相性はあまりよろしくないはずですが、
お互いにないものを補い合ったり、極端過ぎる部分をコントロールしたりして
それなりにうまくやっているようです。
このように、「相性」の良し悪しは非常に判断が難しいもの。
占いの結果を丸飲みして判断するのはもったいないのですが、
「パートナーとより良い関係を築いていくため」のヒントとしては役に立つでしょう。
もちろん、四柱推命でも相性診断は可能!
命式全体のバランスを元にして判断します。
四柱推命で相性診断!注目すべきポイントは?
四柱推命で相性を見る場合は、大きく分けて5つの方法があります。
「陽」の気が強い人と、「陰」の気が強い人は好相性。
逆に、同質同士は反発し合うので相性があまり良くないと考えます。
実際、暗い人(ネガティブな人)同士が付き合うと
その闇をどんどん深くするだけでしょうし、
明るい人同士が付き合ってもお互いに張り合うような感じになりますよね。
陰陽のバランスって大事です。
さらに、命式に同じ五行が多い者同士も反発し合う傾向あり。
火と火の組み合わせは燃え上がって炎上してしまいます。
一方、水や土は火の勢いを弱めることができますよね。
そのため、自分の命式に多すぎる五行を剋する五行を多く持っている人は
「相性が良い」と考えるのです。
身強は自己主張が強いタイプで、身弱は受け身なタイプ。
ゆえに、相性は次のようになります。
★身強×身弱
「攻め」と「受け」で絶妙なバランス!
恋人や夫婦だけではなく、仕事のパートナーとしても好相性な組み合わせです。
★身強×身強
あらゆる攻撃に耐えうる組み合わせ。
ビジネスパートナーとしては最強です!
ただ、どちらも嫉妬深いので恋愛関係ではトラブルが多くなりそう・・・。
★身弱×身弱
穏やかで平和な組み合わせ。
ぶつかり合うことは少なく、安定した関係を築ける相性です。
お互いに受け身なので、恋愛ではちょっとマンネリな恋になるかもしれませんね。
★支合の関係(子丑、寅亥、卯戌、辰酉、巳申、午未)
安定した良い相性で、男女関係では最高の組み合わせ!
★三合会局の関係(亥卯未、子辰申、丑巳酉、寅午戌)
安定した良い相性。お互いを理解し合える関係
★支沖の関係(子午、丑未、寅申、卯酉、辰戌、巳亥)
正反対の性質を持つ者同士で、一般的には仲が悪いと言われている相性。
ですが、男女関係の場合は刺激し合える関係となり、
決して悪い相性ではありません。
上記のいずかに該当している場合は、肉体的な相性もばっちりです!
自分にとって用神や喜神に当たる五行を持つ人に
魅了される傾向があるようです。
(用神・喜神についてはこちらで解説しています!)
特に、自分の忌神や仇神が大運で巡っている時は、
用神や喜神を持っている人に惹かれます。
なぜなら、自分では満たせないものを満たそうとするから。
人は自分に足りない部分を恋愛で満たそうとするところがあるので、
この時期jは恋愛モードになりやすいと言われています。
ただし、恋愛の対象は限定的になります。
逆に、自分の用神や喜神が大運で巡っている年は
他からエネルギーを補う必要はないので、
恋愛対象の幅も広がります。
こちらからガツガツと恋を求めることはありませんが、
人を引き付ける魅力がUPしているので
向こうから恋がやってくるという感じの運気ですね。
用神と喜神がどの五行にあたるのかは、
下の図を参考にしてみてくださいね。
自分の用神・喜神の通変星の位置を見ればそれぞれの五行がわかります。
四柱推命で相性見る場合、最もスタンダードな方法がこれ。
日干は性格を見る時に注目するポイントですから、
その日干の組み合わせを見ると性格の合う・合わないもよくわかるのです。
特に、干合の組み合わせは五行で見るとお互いに剋し合う関係。
(甲己、乙庚、丙辛、丁壬、戊癸)
相性が悪そうに思われるかもしれませんが、
「分かり合える部分を貪欲に欲し、対立する部分を忘れる」ということで
実際には精神的な結びつきが強く安定した良い相性となります。
・・・このように、四柱推命の命式には
気になるアノ人との相性を探れるヒントがたくさん隠されています。
もちろん、育ってきた環境によっても相性の合う・合わないは変わってきますので
占いはあくまでも「ヒント」であって全てではありません。
しかし、パートナーとの関係を続けていく上で
どうにも越えられない壁にぶち当たった時、
お互いの命式を並べてみることで
なにかしらハッとする気づきもあるのではないでしょうか。
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