良きサポーターに導かれる人生。従強格の開運法

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従強格は、「身強」の極み！
「従旺格」との違いは、命式の中に偏印と印綬が多いことです。

偏印と印綬には「自己を生ずる」という意味があり、
従強格はそれらに囲まれている、と解釈できます。
そのため、自分を守って教え導いてくれる人（母親、師、年長者など）に
恵まれる運気を持っています。

例えば、就職にしても結婚にしても、子育てにしても。
経験から導き出されるアドバイスがあるのとないのとでは
結果が違ってくるはず。
ゼロから始めることだからこそ、
身近で適切なアドバイスをくれる人がいることはとても頼もしいことです。

従強格の人はそういった存在に恵まれているため、
人生の節目でも大きくつまずくことがなく
順調に階段を上り続けていくことができるのです。

非常に自我が強いのは事実ですが、
従旺格のように完全にマイペースで生きるというのではなく
周りからの支えに助けられながら運気を拓いていくという
ある意味ではバランスの良い強運の持ち主です。

その性質は恋愛でも生かされて、
自分を守ってくれる人、良い方向に導いてくれる人との出逢いに恵まれます。

ただ、従旺格と同様、運気の吉凶は極端。
良い時はとことんツイていますし、
ダメな時はどう頑張っても運気が好転しません。

それでも、周囲から有益な教えやサポートを得られるというのは
従旺格にはない強みですよね。
「いつでも、頼れるのは自分だけじゃない」と思えること、
心の支えになる存在があるというのは
それだけでも心強い武器になるでしょう。

周りの人の導きに感謝し、孝行することが
さらに良い運気を生み出します。
時には反発心なども芽生えるかもしれませんが、
ツイてない時期ほど、周りの人への感謝を忘れないように！

知的好奇心と学習力に優れている従強格さんは、
「学び」の場に身を置くことで自らを生き生きと輝かせることができるでしょう。
我は強いものの、人からのアドバイスにも耳を傾けられる
柔軟性を備えているため、経験がものをいう仕事でも才能を開花できます。

職種としては以下のような仕事に適性があるでしょう。

コツコツと努力を重ねられる忍耐力もあるので、
研究者として地道に研究を重ね
死後に評価されるようなケースもあります。

一般的な感覚では測れない人生観を持ち、
自分なりの理想を貫くことで成功を手にできる人ですから、
その稀有な才能を生かすために、職業選択では
以下のようなことを意識してみてください。

クレバーでアカデミックな人生を歩む従強格さんは、
残念ながらお金儲けの適性はありません。
ですから、仕事でも「お金」は目的にしないほうが良いでしょう。

それよりも、自らの内面を豊かにすること、
自分の人生を充実させることを重視することで
仕事運も金運も開けていきます。

また、凶運が巡っている時はどんなに努力しても
なかなか才能の芽が開花しないかもしれません。
社会的な評価を得られず焦りを覚えることもあるでしょうが、
それでも志をしっかり持って地道な努力を継続しましょう。
その積み重ねが、必ず成功につながっていく強運の持ち主なのですから！

生まれ持ったお金儲けの適性は残念ながらほぼないので、
必要以上に「お金」を意識するのはやめましょう。

それよりも、自分の興味がある分野を突き詰めること、
その分野で成果を出すことに精力を注ぐべきですね。

イメージ的には、研究室にこもって実験を繰り返す博士！
彼らの中で、「お金儲けをしよう」と思っている人は
ほんのひとにぎりでしょう。

研究者の多くは、社会的な地位は得ていても
収入のほとんどを研究に向けていて
自分を潤すことには興味がないひとがほとんどのはず。

それでも、「いつか自分の功績が世のため人のために役に立つ日が来るはず！」
と信じて、高い志を持って研究に邁進しているのです。

従強格の人はまさにそんな生き方が向いていて、
お金を儲けようとしても無駄。
それどころか、運気が悪い時はどんなに努力しても報われず
生活費にも困るような極貧生活を強いられるかもしれません。

ですから、仕事運や金運がツイている時期に
しっかり貯めてストックしておくことが大事！
従旺格の人もそうですが、
目先の吉凶に惑わされず、人生を長い目で見ることが大切ですね。

世間一般からは理解されにくい人生観を受け入れ、
高い理想に向かって一緒に歩いてくれるような
忍耐強い伴侶を得ることが人生をさらに豊かにしてくれるでしょう。

四柱推命基礎から解説